【海外レーベルと契約する方法】デモの送り方、メールの書き方(例文)、契約書、リリースまでの流れ




【海外レーベルと契約する方法】デモの送り方、メールの書き方(例文)、契約書、リリースまでの流れ

近年、日本人プロデューサーが海外のレーベルからリリースするケースが非常に増えてきました。
しかし、海外レーベルとの契約や内部の情報はあまり日本には出回っていませんし、英語での交渉となるので、まだ海外レーベルからリリースをしたことがない人は心配だと思います。
デモの提出方法、メールの書き方、契約書、リリースの流れについてまとめたので参考にしてみてください。

他にもプロデューサーのキャリア等に関する情報をまとめた記事があるのでメニューのBLOGよりチェックしてみてください。

Spinnin’ Recordsのプロデューサーらが在籍する音楽制作プラットフォーム「Muze Sounds」がローンチ



デモの送り方

まずは、デモの送り方です。
デモを送る前に必ず曲を完成させましょう。送ったデモがそのままリリースされます。

デモはレーベルのデモ提出フォームまたはメールで送ります。各レーベルのサイトには、SubmitやDemo Submission、Demo、Contactという項目があるので、そこからデモ提出フォームへアクセスまたはメールアドレスを取得してください。

デモを送る際は、SoundCloudまたはDropboxに曲をアップロードして、そのリンクをレーベルに送ります。
必ず、ダウンロード可能にして、リンクをプライベートに設定してください。

レーベルがデモをダウンロードした際に自分の曲だと認識してもらうために、あらかじめデモのWAVファイルの名前を「アーティスト名 – タイトル」にしておくといいでしょう。
※レーベルに手直しをするように言われた場合は、「アーティスト名 – タイトル(ver. 2)」のようにするといいと思います。

メールの書き方(例文)

次はメールの書き方についてです。
その前に、ご自身のメールの差出人名を確認してください。ほとんどの人がメールアドレスを取得した際に登録した本名(漢字)になっていると思います。漢字だと差出人名は目立ちますが、スパムメールだと勘違いされ削除されることもあるかもしれません。本名のローマ字表記またはアーティスト名にすると良いでしょう。
私が個人的にやり取りをしている海外のプロデューサーの多くはアーティスト名に設定しています。

メールには、
■自己紹介(名前、年齢、出身等)
■キャリアについて
■デモトラックについて
■なぜ、そのレーベルを選んだのか

の4点を書くといいでしょう。
もちろん、この4点全てを書く必要はありませんが、レーベルが必要だと思う情報、興味を引く情報を「簡潔にわかりやすく」書くといいでしょう。

以下に例文を3つ載せたので参考にしてみてください。




例文 1

Artist Name – Song Title (Demo Submission)
(アーティスト名 – 曲名 (デモ提出))

Hi xxx Records,
(こんにちはxxxレコーズ、)

My name is xxx. I’m from Japan and I’m 20. I have been making music for 2 years.
(私の名前はxxxです。日本出身の20歳です。2年ほど作曲をしています。)
I have an unsigned track that I would like to release on your label. This track is a high-paced and happy sounding piano house that brings an energetic summer feeling.
(あなたのレーベルからリリースしたい曲があります。この曲はハイペースで軽快なピアノハウスで、夏を感じるエネルギッシュな曲に仕上がっています。)

Please listen to the demo by the following link: xxx
(次のリンクよりデモをお聞きください: xxx)

Thanks for listening!
(お聞きいただきありがとうございます。)

Best Regards,
(敬意を込めて)
xxx(自分の名前)
Twitter: xxx
Facebook: xxx
SoundCloud: xxx

例文 2

Demo Submission (Artist Name – Song Title)
(デモ提出(アーティスト名 – 曲名))

Hi there,
(こんにちは、)
I hope all is well with you!
(ご機嫌いかがですか。)

I’m xxx from Japan.
(日本出身のxxxです。)
I just finished new track with xxx. I think this track is perfect for your label.
(xxxとのコラボ曲が完成しました。この曲はあなたのレーベルにぴったりだと思います。)
I’ve released on labels such as xxx, xxx and my previous releases are supported by xxx, xxx.
(私はxxxレコーズやxxxレコーズからリリースしたことがあり、以前リリースした曲はxxxやxxxにサポートしていただきました。)

You can stream it here: xxx
(こちらからお聞きいただけます: xxx)

Hope you like it! Thanks in advance!
(気に入っていただけたら幸いです。ありがとうございます。)
Best,
(敬意を込めて)
xxx(自分の名前)
Twitter: xxx
Facebook: xxx
SoundCloud: xxx




例文 3

Exclusive Demo for xxx Records
(デモ提出)

Hey xxx, how’s it going?
(こんにちはxxx、ご機嫌いかがですか?)
Just finished new future house track! I haven’t send it out to other labels yet.
(future houseの新曲が完成しました!まだ他のレーベルには送っていません。)
Here is the link: xxx
(リンクはこちらです。: xxx)

Thank you for your time! Hope you like it!
(お時間を割いていただきありがとうございます。気に入ってくれたら幸いです!)

Regards,
(敬意を込めて)
xxx (自分の名前)

レーベルは全ての人が英語を完璧に使えるとは思っていないので、多少の文法等の間違えがあっても構いません。しかし、相手が人である以上、丁寧な言い回しを心がけましょう。

レーベルがデモを気に入ってくれたら必ずと言っていいほど、デモで使われているボーカルの出所を聞いてきます。ボーカリストをフィーチャリングしている場合はボーカリストの名前を、ボーカルサンプルを使っている場合はサンプルを販売している会社等をあらかじめメールに書いておくと契約に関する話がスムーズに進みます。

契約について

レーベルがデモを気に入ってくれたら、契約等の詳細に関する話に移行します。
基本的に、契約書はPDFファイルで送られてきます。
契約書には著作権や所有権、ライセンス、ロイヤルティーなどが記載されており、全ての項目に合理した場合、署名欄にサインをしてレーベルに送ります。

PDFのサイン(オンラインサイン)方法

PDFのサインはトラックパッドに直接書くか、白い紙にペンでサインをしてカメラに写すとできます。

リリースまでの流れ

サインをして契約が決まったら、いよいよリリースに関する話へ移行します。
基本的には、すべてレーベルが主導で動いてくれます。
アートワーク、リリース日等に納得いかなかったらもちろん意見しても大丈夫です。柔軟に対応してくれます。
レーベルによって、リリースキット(各SNS用のカバー画像やInstagramの投稿用動画)が送られてくるので、SNS等で告知をしましょう。



リリース後

リリースされたら、レーベルによってスマートURLが送られてくるのでSNS等のバイオに貼りましょう。
レーベルは楽曲の再生動向等を知る必要があるので、Spotify for ArtistsのManage Teamへの参加を頼んでくる場合があります。アクセス権をViewerに設定して招待してあげてください。

まとめ

上記がレーベルリリースの一連の流れです。
参考になれば幸いです。

Muze Sounds
Spinnin’ Records、Revealed Recordings、Armada Musicなどからリリース経験のある国内・海外のプロデューサー/エンジニアが在籍するミキシング/マスタリングサービス。

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